【小川先生とのフランス・アート紀行①パリ前編)】

Parisで撮影

[1]小川先生、芸術の都パリ到着。別件があり警察署、税務署やらCAFなども訪問したのですが、画伯はそこでも税務署職員や警官の似顔絵をスケッチします。確かに移民局なんかは多種多様な人が来るので、スケッチをする上ではモチーフの宝石箱ですね。手続き終了後、22番バスで移動していたらエッフェル塔が見えたので途中下車し、エッフェル塔スケッチ開始。エッフェル塔を見ながらパリ活動の予定などを簡単に打ち合わせしたりしました。ヌテラのクレープも好評だったようです。

[2]芸術の都パリにて市内スケッチ中の小川画伯。早朝5時から朝のマルシェで屋台で働くフランス人たちをスケッチ。産地直送のソーセージやチーズ、ブロカント、アルゼンチン料理の店など多彩な屋台が並ぶ中、小川画伯は筆を軽快に走らせます。昼はフランス日系lT企業経営者と会談後、カフェや往来で道行く人をスケッチします。いつか欧州スケッチ画集を出すのを楽しみにしていますよ。

[3]6月7日、8日の「北海道アーティスト展in Paris」の打ち合わせ。ギャラリーショワゼル内でオーナーやアートディレクターとMTG。その後は企業コラボ予定の「Miki house」「Paris miki」とも当日の確認をしました。今回のイベントは各店舗ともに楽しみにしているようでこちらもモチベーションが上がります。日系情報誌への広告展開や、在仏日本人会やポプラ会へのフライヤー配布も予定通り進んでいます。複数の企業とコラボレーション展開をしてイベントが盛り上がるのは非常に楽しいですね。

[4]「どこをみてもスケッチの対象になる」と言いながらデッサンをし続ける小川氏。ピラミッド駅周辺のカフェではエスプレッソを飲みながら多様な人々を紙に納めます。カフェのお客さんも興味深く小川氏のスケッチ姿を見ていますね。石造りの教会階段の上でもスケッチをや教会の階段でも小川氏はスケッチをします。高低差があるので普段とは違った視点で通行人や景色を描けるのが楽しいところです。パリは地区によって街の雰囲気も全く異なるので様々な場所でスケッチすることは感性を刺激しますね。

[5]「Miki house」のShop manager、Soniaさんの熱心なご協力で、サントノーレ通りにある優雅なホテルHotel MandarinからもPR協力を頂きました。Soniaさん曰く、ミキハウスは「子供のシャネル」としてブランド展開していて、今回の小川氏のスケッチを大変楽しみにしているとのとこ。このような素晴らしいホテルの協力も得られることは嬉しい限りです。ホテルのロビーで小川氏と打ち合わせをした後に、「桂由美(Katsura Yumi)」ブティックの担当者ともコラボレーションの打ち合わせをしました。

[6]パリのシャトレー周辺にある多国籍文化施設ポンピドゥセンター。センター前にはアーティスト広場があり、ジャグリング、カポエラ、ダンス、写真、マジックなど世界各国のアーティストが路上パフォーマンスをします。もちろん、小川氏も路上アートに挑戦。場所取りをし、椅子をセッティングすること数分、外国人の写真家SHURIKが最初のお客様できました。もちろん報酬もいただきます。その後、小川スケッチに興味を持った周辺の観光客や外国人も輪を作り、並び始めました。イタリアンピエロのGlalous,イタリア人キッズのMihaira,Elvis。観光客のSoniaとその家族。Florin salamは「かっこよくかいてくれ」と注文し、Leoは忍者のタトゥーマジックペイントを腕に注文しました。稼げない路上アーティストも多い中、それなりの収益を上げたことは大きな成果といえるでしょう。客をひきつけるにはなにより自分の腕前のみ。言葉も通じないこの路上のアートバトルロワイヤルでも小川氏は大きな成功を収めました。外貨を稼ぐっていいですね。