江別産小麦のピザ

江別産小麦でピザ作り世界選手権に挑戦する

  4月にイタリアの北部のパルマ市でピザ作りの世界選手権が開かれる。江別出身の34歳のピザ職人が挑むらしい。

 

  今年こういう大会に出られるというのは彼の努力の証拠だと思う。さらに2016年に東京で行われたピザ作りの全国大会で準優勝できたという。

 

  その理由の一つは彼のこだわりにある。例えば、江別産小麦を使用しているそうだ。他の粉より香しさが強いからである。それに加えて、彼はお客さんを大事にして、生地の水分の量と味を細かく調整している。

 

  けれどこの記事を読んで、一番興味引かれたのは二つ目の理由。彼は大学を中退して20歳の時、焼肉屋さんで働き始めた。おかげで料理の世界に入れた。ところが、不器用だったので良く先輩に「向いていない」と言われ続けた。それなのに彼は決して諦めなかった。お客さんと接するのは楽しかったからである。その後、和食店でも修行し、24歳でフグ調理師免許を取得した。そして27歳のときに、知人に誘われイタリアンレストランに入った。

 

  彼の人生の歩み方がとてもくねくねしている。けれどおかげで誰も真似できないピザを作れるようになった。ということは失敗が成功のもと。誰しも真っすぐに道を進むことではまい。色々と間違えながら人間が模索する。そして試練にしのぐ訳。

 

  これは人生の最大の魅力ではないか。単純に一つの方向に走らず、逆に「命の迷路」に身を投げる。