【フランスの給与明細】

フランスの給与明細。 ※2008年11月記載

転職や就職の際に、話題に出しにくい割りに一番関心が高いのが、 給与額です。
転職のみならず、就職の際も、いくつかの選択のなかで、給与額は大きなウェイトをしめています。 さてでは実際にどのような部分を注意すべきかというと、税込み年収(Brut)でどのくらいかという部分が重要です。 
転職希望者であれば、自分の税込み年収の現在額を把握し、それと比較して計算する必要があります。 税込み年収を12ヶ月で割り、それから負担税金分を引いたものが、 
手取り月額金額(Net)になります。 フランスはこの負担税金分が意外に高く、会社や業種にもよりますが、大体20-30%は減るというケースが多いです。 

例えば月額Brut2000Euroの方であれば月額手取りは1600-1400Euro程度になります。 
これは初めてフランスで就職する方はNetにて計算しておかないと、生活の計画に大きく影響を与えてしまいます。 そのため就職面接で月額xxxEuroと言われた場合、それがBrutかNetかを 
必ず確認することをお勧めいたします。 

これは何が、引かれているのかというと、一例では、失業保険費、団体相互保険料、 
、医療保険料、組合費、その他などです。 

※日本語訳は意訳ですので、ご了承ください。 
※給与受け取りの際の自動振込分の他、年に一回の確定申告による所得税納税に関しても考慮する必要があります。 

税込み年収以外にも13ヶ月目(13eme mois)というオプションボーナスや、チケットレストランの金額、交通費等各種手当 ,業績ボーナス、売上コミッション、携帯電話支給などもあります。

フランスは給与に対する税負担が高く、これで生活していけるのでしょうか? 
という疑問は良く聞きますが、そこは実は社会福祉、各種手当といった別の側面で 
恩恵を受けるような仕組みになっています。 
2年間の失業保険、低所得者への住居手当、3年の育児期間契約保証などもあります。 
その点、アメリカや日本とは違うシステムの福祉国家になりますね。 

一方、平均年収は日本の方がフランスより高く、外食が安い、二四時間営業の店が多い、インターネット回線の安定度などの生活面の便利さはありますね。

フランス人もいるも不満気に言いますが、愛国心は高いですね。 ただ生活サービスの遅さは特徴的です。
企業がフランステレコムに電話を申し込んでも1週間以上待たされることもあれば、銀行本店500m先の支店で入金した小切手がデータに繁栄されるのに2-3日かかったり、郵便局や鉄道も 常に列を作っています。とあるフランス人にいわせると「遅い」のも美徳の1つらしいです。あまりせっかちにならず、じっくり余裕と共に取り組むのが 大人の態度とのことです。
ケースバイケースとは思いますが。