【フランスへの適応、同化契約】 ※2008年11月記載 Contract d'accueil et d'integration 外国人管理法典(L331-9条)が基本になるのですが、 要約すると、フランスに住む外国人はフランス語や文化を学習しフランス社会に適応してくださいというルールです。具体的には今後新規で滞在身分を取得する方や 各身分の更新時に適用されます。 これは以下の滞在身分の方にも適用されます。 ・Salarie ・Carte de resident ・Profession liberale ※勿論そのほかの身分にも この契約は国立移民局(ANAEM)管轄であり、以下のようなテストを行います。 ●フランス語能力判定 口頭試験 70点/10分 筆記試験 30点/5分 ※総合で50点以上取れば合格。 ただし口頭は35点必須。 合格者にはフランス語学習免除申請書が出され、 不合格者には最大400時間の学習指示が出される。 その外市民講座や生活セミナーもあるようです。 10年カード取得者で更新の方は、この試験への参加が 要請される可能性があるとのことです。 サルコジー法以降の変化ですが、 時代と共に制度は変わりますね。 最近の方の例では健康診断の後に、同化契約書にサインしたようです。 1年目の滞在許可のためか、フランス語の能力判定はされず、担当の人と少し話した後に、フランス語講座は必要ないと言われたのみとのことでした。おそらくCarte de resident へ変更するときか、仏国籍申請の時に改めて課されるのかもしれません。 このときは市民講座と生活セミナーも義務のために2回程、行ってきたようです。時間どおりに始まらず、講師もフランス人ではなく、内容も特にためになることでもなかったとのコメントでした。 偽装結婚=紙のための結婚 (Mariage blanc)を防止するために、家族ビザへの審査も厳しくなり、家庭訪問や個別面接もあるようですね。 追記:2012年12月 オランド政権後の変化に期待します。 |
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