Camille LEROY(カミ―ユ ルロア)
パリ生まれ。パリ大学にて日本の古典文学を学んだ後に在欧州日本企業の秘書を務める。その後日本に移住し9年目。大学の修士課程に通いながら、フリーランスで働く。趣味は図書館通いと革細工造り。フランス人からの観点によって新聞記事や日々の出来事を日本語エッセイや詩にしていく。
(1)Camilleさんのあいさつ
「こんにちは。私はカミユと言います。フランス人ですが日本9年住んでいます。子供のころから日本のアニメをみて日本文化に興味を持ちました。英語やドイツ語も話せますが、日本語が一番楽しいと思います。理由はひらがなと漢字を使った表現が豊かで、感情や比喩も間接的できれいなものが多いからです。このような繊細な言語と文化は日本独特だと思いますし、特別な感じがします。」(中略)
「いま、私は東京にアパルトマンを借りながら、日本の各地で短期滞在しています。お気に入りは北海道ですね。夏は涼しくて、海の果実が美味しいのです。また
、私が街を旅するのは理由があります。それは地域の日本人と触れてスーパーで買い物したり、ピクニックをするのです。そうすると感性が磨かれていく。良い文章やエッセイとポエムがかけると思ってます。フランス人の感性で日本で詩やエッセイをかくことは良い文化理解交流になると思ってます。」
(2)Camilleさんの詩
撫子色のキャンドル
撫子色のキャンドルよ
冬の寒さの中で凍えているのか。
あなたを眺めていると
明るい笑顔を思い浮かぶのさ。
小さなキャンドルよ
あなたは撫子の花だよ。
丸い銀の器に包まれて
私の心を照らしてくれる炎。
あなたを燃やせば、
少しずつ消えていくのだが、
私の胸の中では
あなたは永遠の撫子色の花。
※その他の詩、エッセイは下記リストにて